店舗のコンセプト・業種業態・ターゲットとする客層を決めたら、物件探しを始めましょう。
インターネットでは良い物件は見つかりません
不動産業界での通常の流れでは、まずは身内業者の中でお客探しが行われ、そこで契約に至らなかった場合になって始めて、インターネットや雑誌掲載、広告などに掲載されます。 つまり、インターネットでは「残りもの物件」、良い物件に巡り逢う確率は極めて少ないのです。
理想的な物件の探し方
不動産屋さんの「良い物件」と、数多くの工事をしてきた内装業者さんからみた「良い物件」というのは異るのを知っておきましょう。
もっとも理想的な物件探しは、経験豊富な内装業者に立ち会ってもらい、物件を決めることです。
トラブルにならない為に?
ケース1 必要な設備が足りてなかった
「いざ、工事開始… 」 しかし、必要な設備(電気、ガス、水道)が足りなかった為に、一から全てやり直す羽目に… 冗談ではなくて、物件探しの段階で確認不足だった為に、実際にこの様なトラブルはよくあるものなのです。
ケース2 解約出来ない
イメージ通りの店舗を作ろうと物件を契約したが、大家さんからNGが出てしまった… この様に予めどこまでの範囲で工事が許されているか確認しないで契約すると、「お店はオープン出来ない」、「解約、返金も出来ない」といった悲惨な目に合う事になります。
ケース3 設備工事費を頭に入れてなかった
実際に工事が進んだ段階で、設備不足の為工事のやり直し、追加料金がドンドン重んでしまったでは目も当てられません。
物件を決める際に、最低限チェックをしておきたいポイントを以下に記載します。
ぜひ、参考にしてみてください。
▼繁盛店になる物件を見分ける7つのチェック項目
- 坪数・広さはどれくらいか
(物件の規模) - 家賃、敷金、契約金、契約期間の内容
(契約条件) - その物件で希望する業種業態が可能か
(業種・業態) - 借り手から譲渡されるものがあるのか
(居抜きの条件) - ターゲットとする客層に合っているか
(集客見込み) - 地域やロケーションはどうか
(商圏範囲) - 近所にライバル店舗はあるか
(競合チェック)